プロゲーマーを目指す人へ
今回はプロゲーマーを目指す人に私が感じたことについてお話します。
「本当にプロゲーマーを目指す気はあるの?」
私はある場面を見るとそう感じずにはおれません。
ある場面とはこの質問がされるときです。
「あるゲームでプロゲーマーに本気でなりたいのですが、何を練習すれば良いですか」
私だったらこの時点で、プロゲーマーを目指すのは辞めたほうが良いと思います。
プロになりたいのだったら、まずは自分で考える事は必須であると思います。
どんなゲームにおいても、相手との駆け引きや立ち回り、相手の動きに対する対応などは自分で考える必要があります。チーム戦においてもある程度はチームリーダーが作戦の指示等をしてくれますが、瞬間的な判断やメンバーが欠けた時の対応などは自分で考えなくてはいけません。
ですので、何事においてもまずは自分で考え、行動することが大事です。それが、効率的か非効率的かはどうでも良いんです。自分で考え、取り組むうちに自分の得意としている事や苦手なことが自分の中で見えてくるものです。更に長所を伸ばすか、短所を克服するかも自分で考え、取り組むことで課題解決の力も身に付きます。
もし、自分でその様にして取り組んでも答えが見つからなかった場合には、どんどん質問すれば良いのです。いくら悩んでも答えが出ないものは、更に時間を掛けた所で出てはきません。そういう時には、他者がどう考えているのか、どう解決しているのかを聞いてみれば答えが見つかるかも知れません。答えは出なくても、答えに近づく為の何かを得る事が出来るかもしれません。何も得らればかったとしても、それは貴方にとって大事な経験になるのです。自分はこのやり方で無理だった。それを繰り返していけば、自分に合うやり方が見つかるはずです。
答えはたくさん落ちてます。でも、その答えは自分ではない他者が出した答えです。貴方はその答えを拾って写すだけでは、その答えを出した人に勝つことはできません。だって後ろを付いていくだけなのだから。だから、あなた自身で筆を走らせ道を作ってください。貴方という道は貴方にしか作れないのですから。
今回の記事はこれにて終わりにさせて頂きます。
貴方という新しい道が立派な道になる事を願っています。