私がEsportsチームに抱く疑問

お久しぶりです。今回は私が疑問に抱く疑問について記事にさせて頂きました。

この記事を読んで頂いた方は、是非御自身でも考えてみて頂きたいです。

 

私が抱く1つ目の疑問は、

プロチームとアマチュアチームの区別 です。

様々なEsportsチームが出来て、活気が出てきましたが、どのチームがプロでどのチームがアマチュアなのか。どんな基準でプロとアマチュアを区別するのか、今のEsports業界全体を通じて疑問に感じます。

 

JeSUにてライセンスを貰ったら?これには難しい所があります。2018年11月24日にEsportsタイトルとして世界的に有名なCSGOが、日本でもライセンス取得可能の正式なEsportsタイトルとして追加されました。あれっ、おかしくないですか?世界的なEsportsタイトルのはずなのに、追加されたのは今年の11月24日です。

世界的に人気なEsportsタイトルだろうと、JeSUに認定されなければ、ライセンス取得が行えません。ですので、ライセンスを取得さえすればプロであるとは言い難いです。

 

なら、スポンサーが付いたら?これも厳しいです。

スポンサーと言っても、実際にスポンサーがどんな支援をしているかは見えません。悪く言ってしまえば、スポンサーという名だけで、実際に支援している保証が無いという事です。選手やチームが提供頂きましたという声を聴き、初めてスポンサーとして何を行っているのかを知る事が出来ます。

そもそも、スポンサーが付いたから何だ?という話になります。どんなチーム状態であれ、「スポンサーが付いたからプロ」という風になったら、何の企業かも分からない所がスポンサーになりましたと言ったら、そのチームはプロという扱いになってもしまうのは、普通に考えておかしい為、スポンサーが付いたらプロというのも違うとなります。

 

では、何を基準にすれば良いのか?

私個人としては、その仕事だけで生活できるというのに尽きると思っています。

プロゲーマーとして活動しながら、全く関係のない仕事も行う事で生活が保てているのが現状ならば、それはアマチュアだと思います。

チームの経営状態が厳しいから難しいというのは分かりますが、海外でも同じことが言えるのか?結果出してからとは言いますが、選手を結果で雇うのではなく、選手の技術・知識が欲しいからチームに引き入れるのだという事を忘れてはいけないと思います。G2のPengu選手に「お金は無いけど、あなたが欲しいからチームに来てください。」なんて言えますか?無理です。実績もあるから尚更でしょうが、実績が無かった場合でも、その腕前を見てお金を払て雇うでしょう。

日本人は目の前に在るもの、見えている者には金を出すが、目に見えないその人のこれまでの努力や時間、技術にはお金を出さないと言われるのです。

たゆまぬ努力をしていて素晴らしいという話やお金にならないのに人の為に行動していて素晴らしいと話がありますが、結局は美談でしかないのです。

選手達もやりたいことだからやっているのだと思いますが、美談はいらないのです。

美談ではなく、仕事としてやるのです。

ですので、プロとアマチュアを区別の基準は、それだけで生活できるかできないかという、至極単純な事であるのだと思います。

 

これは僕が至った結論です。皆さんはどんな基準が良いと思いますか?

 

 

私が抱く疑問2つ目は

募集要項に給与の記載が無いチームがプロというのはどうなのか です。

 

どこのチームかは忘れましたが、給与について記載があったチームがいくつかあるはずです。本来これが当たり前でなくてはいけないのです。なぜなら、アマチュアではなく、プロとして確固たる覚悟を持って活動を行っていくのです。

チームの看板を背負い、チームとして一員としてイベントに出て、ファンとも交流するなど、プロとして背負うものや担う事は多々あります。

マチュアならば、悪く言えば問題を起こしても火が消えるのは早いでしょう。

ですが、プロとなればそうも言えないですし、プライベートの時間を削ってでも、チームの為に活動する必要が出てくる。

選手の人生を借りる訳ですから、選手にも相応の見返りを出すべきです。

  

「結果をだしてからモノを言え。」世間一般に言われる言葉です。ですが、こうも言えるはずです。「環境を整えてから、結果を求めろ」と。

「魔王がブラック企業社長になった」漫画があります。

その漫画では、魔王が転生するまでは、WindowsのXPで仕事を行っていました。ですが、魔王が転生して直ぐに最新機に変えます。勇者が強者と戦う際に、旧式の装備では戦わないからです。ひのきの棒、皮の盾、皮の鎧装備一式で魔王と戦えますか?答えはNoです。

 

ですので、選手だろうがアナリストだろうが、目的・目標の為に共に力を合わせる仲間対し、給与といった報酬は大小に限らず、有って当たり前でなければいけないと思います。

しかし、厳しすぎる現状があるのも、また事実である。しかし、出来る事もあるだろう。

給与が出せないというのなら、それを金銭的報酬は無いと記載すべきではないのか。少額なら少額と記載すべきではないのだろうか。中途半端にあるのか無いのか分からない表記で本当に良いのだろうか?

選手の時間を頂くのだから、給与が出せないにしろ、出せるにしろ、それが当たり前にならないといけないのではないかと思う。 

 

 

今回はこの2点について記事にさせて頂きました。

貴方はこの記事を読んで、どう思いますか。どうあるべきだと思いますか。

仕方ないで終わらせて良いのでしょうか?

Esportsというものを発展させる上で、必ず上がる問題だと思います。

私個人の力では変わりませんが、それが何百、何千、何万にもなればもの凄い力になります。ぜひ、周りのEsports仲間と語り合ってみて下さい。

 

これにて終わります。拝見して頂きありがとうございました。